上記の古文の華の文字を借りて、
作品にしてみました。

( 全 紙 三 分 の 一 )

四月となり、無寒さも遠のき、花の季節となり過ごし安くなってきました。
近くの公園では、桜も美しく咲いています。
今回は「華」という文字を書く事にしました。
この花は、人の手が入らない、山の道端や川の土手にひっそり咲いていて、細く弱々しく今にも倒れだが、それでも雨にも負けず、風邪にもまけずに、頑張って生きている花のイメージを思い浮かべて書いてみました。
昔は私の住んでいる処ところも浅香山があり大和川がありこのような花が咲いていたのですが、私も生まれて74年が過ぎ今はすっかり変わってしまいました。
小さい時は田んぼや池でトンボ取りをしたり、大和川で泳いで遊んでいましたいた。今はその頃の風景がなぜか懐かしいです。
これも加齢の為でしょうかね。

( 全 紙 三 分 の 一 )

(半紙作品)
( 全 紙 作 品  )

昨年は後半、肩のヘルニヤにかかり、苦しみました。
今は、肩の痛みで夜が眠れないという事はありません。
クリップで作品も吊れるようになってまいりました。
春になれば暖かくなりますので、もう少し快復もして来るのではないかと勝手に思っております。

昔から墨を作るには、土の上に木を組み、木を燃やし、棚段をつくり、
そこに器を置き、すすを取りました。
そのすすに膠をまぜてよく練り、乾燥させて墨を作りました。
現代も固形墨はそのように作られています。
 そんな墨を、象形文字を使って書いてみました。
今は、油を燃やして、墨液が多く作られています。
便利が良いので、現在の人は墨液を使う人が多いです。
固形墨を磨る人は、だんだん少なくなってきました。

棠 山 1 0 年 計 画 作 品 集

「 根 」の作品を一年一作で10年書き、
今回は好きな文字を一年10作品、十年で100作品をやっと書き終えました。
始めの計算では、20年書けば少しは作品も良くなるだろうと思っていましたが、終わってみればご覧の通りの作品しか書けません。
書はそんなに甘くはありませんね。
私も来年は早75歳になります。
筆を持ってから早いもので、57年になります。
今これが自分の力です。自分なりによく頑張って
練習してきたつもりでしたがね。
結果がこれではね。
結果は結果ですので、実力のなさを認めましょう。
また次からは、筆を持てる事の喜びを感じて、文字が書けなくなるまで、楽しんで、苦しんで書く事にしま
しょう。
もう無理は効きませんからね。

(半切作品)
作品…
一筆入魂
100
第
作品…
百人一首
98
第

( 半切作品 )

山里は冬ぞ寂しさまさりける
人めも草もかれぬとおもへば
作品…
墨
97
第
  (全紙三分の一)

ここ数年、私にはあまり良い年ではありませんでした。
来たる年は少しでも良い年になりますようにと願い、平凡無事と書いてみました。
10年かけて書いて来ましたこの作品ページも、残り4作品で終りです。
来年は75歳になります。この10年間で体力もかなり落ちました。
これからは平凡で無事に人生を終える事が出来ればと思いもあり、筆にあまり負担を掛けず、線質も自然な筆使いで書いてみました。
いつもがつがつ書いていますので、書いている時は何か物足らなさを感じましたが、
楽しく書く事ができました。

作 品…
平凡無事
96
第

( 半 切 作 品 )

94作品・・・自分の仕事 

作品…
蟻
95
第
( 全 紙 作 品  )

  お 待 た せ 致 し ま し た。
作品は10日前に出来ていましたが、肩の痛さが、激痛になり、
パソコンに掲載できず、少し遅れてしまいました。
少し痛さがおさまりましたので、本日掲載致します。
夏の暑さはには弱いですが、体の調子の良い時に又書いて
みたいと思います。

作 品…
馬
1
第

私は書道を始めるのが遅く、18歳頃からお寺の書道教室に行きました。
文字を書くのは大変下手で、行きたくはなかったのですが、友達が通っていたので誘われてゆきました。10年ぐらいすれば少しはうまくなるだろうと思って
おりましたが、一週間に一回の練習では、上達は無理でした。
30歳頃になり、家でもかなり練習をするようにしましたが、それでも目立って
文字はうまく書けません。筆を持ってからアッという間に56年過ぎましたが、
今でもご覧のような文字しか書けません。
今は文字を上手に書こうなどとは思っていませんし、思っても書けませんので、
筆を持てなくなる日がくるまで、書き続ける事を、自分の仕事して生き、少しでも自分らしい字が書けるようになったらいいなーと思っております。
今回は「 自 分 の 仕 事 」と、古典を外れて、好きなように書いてみました。

色々思いを持ってはかくのですが、書き終わってみれば、これが精一杯です。
これが自分の今の実力です。
あせらずぼつぼつ頑張りましょうと、自分で自分を慰めています。

今年は馬年ですので、頑張って一年間駆け抜けられたらと思い、
お正月は、2日・3日と二日続けて全紙作品二点を書き、気合は入れておりますが、加齢の為、今は少し空回り致しております。

^平成26年も一ヶ月半でおわりです。
私に取っては、今年もあまり良い年ではなかったですね。
昨年痛めたかたのヘルニヤもまだ治っておらず、気分良く毎日過ごすことはできません。
入院をしないで済んでいるいるので、これで良しとして、何時か痛みが取れる日が来るのを楽しみに頑張りましょう。
今回は、かな作品を書いて見ました。
歌も何だか淋しい詩になってしまいましたね。
書く時は頑張って書いてはいるのですがね。





      2015年からは、上記のようなコーナーを
      新しく作りたいと思っております。
    来たる年は、現在の肩のヘルニヤの痛みを何とか
    治して気持ちよく筆を持ちたいと思います。
    痛みが取れるまでには、まだ当分かかるでしょうね。

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( 半 切 二 分 の 一 )

作品…
自 琢
99
第

自 琢 ・ 意味は・研究をして頑張ると良い事がある
意味はよくわかりますが実行はなかなかむつかしいものです。
今年も残り一ヶ月を切りました。研究どころか文字を書く時間も少なくなってきています。
これはこれからの自分の戒めの為に、この文字を選びました。
これを見て一回でも多く筆を持てるようになればいいのですがね。

今回は楷書体で、文字の骨書を書いている気分で書いてみました。形は気分のむくままに、作品仕上がりのバランスがあまり崩れない
ようにと思いながら?? 

93作品・・・ 華 

91作品・・・馬 

作品…
一歩
92
第

 馬

( 半  切 二  分 の 一 )

十年掛けてやっと目標の100作品が出来ました。
前回は骨書きで、今回は肉太書きにしてみました。
最後なので書の基本を中心に、一筆一筆i
気持ちを込めて、一筆入魂の気持ちで書きました。
99作品と、100作品の意味を今後の目標にしたいと思っています。
この一年はいろいろな事があり、日時的にも
苦しい一年でしたが、何とかよく頑張ったとは思っております。

は、冬を無事に過ごす為に、小さな体で、夏の暑さにも負けず、自分の住家に食べ物を運ぶそうです。
私は、暑さにも、寒さにも弱いです。
今年は肩のヘルニヤになったり、年齢も加わり、気持ちも弱わってきています。
この夏は蟻に負けないように、少しは頑張ろうと思い
」を書いてみました。
自分の教室に吊るして、くじけそうになった時はこれを見て、少しだけ頑張ろうと思っています。?

下の馬は、競馬のうまのように元気良く走っている馬の感じが作品に出たら「 いいなー 」と思い、1月3日に書きました。

このは、古文の文字を使って、元気よく立ち上がっている馬の感じを出そうと思い1月2日に書きました。

平成も26年となりました。
この10年計画のコーナーも今年で10年目となりました。
今年は頑張って合計100作品を書き上げたいと思っております。

作 品…
馬
90
第